春日部ハイキングクラブ

歩いて登って喋って健康!

男抱山;低山ながら気分はクライマー

(女抱山山頂から眺めた男抱山。338mの低山ながら峨峨たる印象。別班の姿が見え、呼び声も聞こえた)

実施 2023・12/10

参加者 28人

 10月並みの気温という温かい一日、気忙しい師走ながら28人が参加。2班に分け行動、先に女抱山を目指す右回りコース、まず男抱山(宇都宮郊外)に登る左回りコースに分かれた。

 コースの分岐前後は静かな杉林の中。次第に落ち葉の積もった樹林帯に。ほどなく急登となり、山頂が近くなると大岩の重なる岩稜帯となった。低山ながら慎重に三点確保を繰り返し、北アの高山を登頂するクライマー気分に。それでもわずか30分ほどで女抱山(富士山)の山頂に。別班の登頂している男抱山は指呼の距離で、彼らの姿を視認でき、またヤッホーの呼び声なども聞こえた。

 しばらく休憩してから男抱山へ向かった。途中の鞍部で別班とすれ違いエールの交換。すぐに着いた男抱山は大岩の重なった狭い山頂で、少し身動きすると転落しそうで危なっかしく長居はできなかった。北には鶏頂山が大きくそびえ、また東には宇都宮の市街地が冬靄のなかに大きくひろがっていて、その遠方には筑波山加波山の山並みがうっすらと浮かんでいた。正面には秋に当クラブで出かけた笠間アルプスの吾国山も確認でき時間の推移を思った。

下山も急な岩稜帯を降下しなければならなかったが、サブリーダーのYさんが足場の確保などに細かい指示を与えてくれて無事に通過した。また下山路は落ち葉が厚く積もっていて滑りやすく、これも彼の注意喚起が効いて転倒は一名だけで済んだ。

スタート地点のコンビニ前で二班が合流してから歩いて10分ほどのろまんちっく村へ移動し、解散してから銘々が昼食を採った。まだ12時過ぎの時刻でずいぶんと早い下山であった。休憩を含まない正味の行動時間は1時間半くらいだったか。(池)

この山行については当会員の個人ブログ shigichan.blogspot.com もご覧下さい。

( バス停で入念なストレッチ。ラジオ体操第一のフルコース)

(男抱山山頂。狭くて岩に身を寄せてないと転落の怖れあり)

(足場の確保に山友のアドバイスの声かけ)

(男抱山から眺める鶏頂山。多くの峰が印象的)

右から筑波山加波山、吾国山、雨巻山の遠望だけど、撮れているかな?)

(好もしい雰囲気の静かな杉林を下山する)