春日部ハイキングクラブ

歩いて登って喋って健康!

笠間アルプス: 繰り返す大小のアップダウン

(最後のピーク吾国山。里山らしい雰囲気。遠望すれば山頂付近はわずかに色づく)

実施:2023/10/21 

参加:8人

(コースタイム)
春日部6:01~柏6:41/6:59~岩間8:05
岩間駅8:30…愛宕山愛宕神社)9:18/9:30…乗越峠9:52…団子石峠10:35/10:45…難台山11:41(昼食)12:20…道祖神峠13:04…吾国山13:50/14:10…登山口14:38…福原15:30
福原駅15:37~小山~久喜~春日部17:37

 

駅前から町中をしばらく歩き、車道をそれて登山口へ入り、まず愛宕山頂の愛宕神社をめざす。杉林を少し進むと目の前に330段という長大な石段、長すぎて頂上が見えず、また石段も急でしかもところどころ傾き幅も狭いとあって大変な苦労を強いられた。ここがこのコース最大の難所だった。

(石段の初めが見えないほど長く急だ)

神社の右手には展望台が設けられ、明るい景色が広がる。北には多分水戸市の街並み、東には涸沼、南には霞ケ浦の水面が光る。
 神社からいったん下り最終山頂の吾国山へ。登山路はよく整備されていて土の路面は平で歩きやすかった。道幅も広く、しかも両側に広いスペースがあるので開放的な雰囲気だった。ただしほとんどが雑木林の中なので、行動中は全く展望がなかった。

(登山路は幅広く歩きやすいがほとんどの行程が樹林帯の中)


 樹木はまだ紅葉にほど遠く、わずかに数本に紅葉・黄葉がみられただけ。広い山道の利点なのかトレイルランの走者をよく見かけた。また、無展望、長距離のコースのせいか高齢者のハイカーの群れには遭わず、単独のハイカーと時折すれちがった。
 このコースの最大の特徴は際限なく繰り返す大小のアップダウン。かなりの急こう配もあり、低山のわりには脚力の酷使を強いられた。

(このようなアップダウンが延々と。慎重に下る)


 当アルプスの最高点の難台山(553m)の頂上は広いものの木立に囲まれ、わずかに西の一角に展望が開け筑波山加波山が望めた。

(左が筑波山、右が加波山

大きな一枚石の上での昼食では、Tさん持参の「中華ポテト」のご相伴に皆があずかり、その美味を口々に褒めると、俄然入手先の地元の「業務スーパー」の話題になった。自宅の近い3人が思い思いにその場所やアクセスを口角泡を飛ばす勢いで語りあう様子ははたで聞いていると出来の良いコントのようで昼食の40分がすぐに過ぎてしまった。 
 最後のピーク吾国山(518m)の狭い山頂の大半は田上神社の社が占め、あまり山頂らしくない。しかし西側は木立の間の好展望。日光連山を正面に左には皇海山や袈裟丸連峰、右手には高原山などの山並み青く霞んでみえた。

(画像には写らなかったが、正面の遠景には日光連山などが遠霞む}


 前日の天気予報ではこの日から気温が下がるとのことだったが、朝駅を降りるとやや肌寒かったが、日中はむしろ気温が高めでしかも風がなかったので、登山路ではずいぶんと汗をかいた。

 このコースは7年ほど前に当クラブでも実施したが、今回は多分平均年齢が上なのに少人数、健脚揃いだったせいか、福原駅では前回の1本前の水戸線に乗車できた。

(関連データ)

行動総時間:7:04(内休憩1:35)距離15.9km 歩数(個人)29,000歩 累積登高 1,065m 平均ペース(YAMAP) 130~150% 速い

(池)