(上)遠望の雲取山と手前は紅葉の三頭山 (下)日光を透く黄葉の登山路
実施:2020・10/31(土)
天候・快晴
参加:男1;女3
(コースタイム) 南越谷6:17-上野原7:56 増発バス:8:09-初戸8:58
スタート8:58-雨降山10:50-権現山(20℃)11:37(昼食)12:27-浅川峠1:42/1:50-扇山(13℃)2:50/3:05-鳥澤駅5:20 5:42-南越谷7:42
歩行時間(休憩含む) 7時間32分 総歩数(バス停から鳥沢駅まで)
朝は今秋一番の冷え込みとなったが、風もなく暖かで、雲一つなく四辺に晴天が広がり絶好のハイキング日和だった。バス停から頂上まではかなりの急登だったが、コース全体に路面が平坦で道幅も広く歩きやすかった。大部分は杉の植林帯で展望には恵まれなかったが、高度を上げるにつれ稜線の南斜面には楢やクヌギなどの広葉樹が黄葉し、日光を透かして美しかった。 頂上からは逆光ながら冠雪の富士山のシルエットが優美であり、「こんなに大きく見えるなんてやはり山梨なんですねえ」と今夏入会のNさん。その右には特徴ある双耳峰に見える三つ峠が。「電波塔が立ってる」と確認して納得するKさんとYさんの二人。北側の正面には三頭山の山容が大きく、木立で見えにくかったものの御前山、大岳山ともども山腹は満面の紅葉で秋の深まりを感じさせた。その左奥には雲取山や大菩薩嶺の稜線が秋天を背景に鮮明だった。頂上では20人ほどが昼食。バス停で一緒だった10余人のパーティは多分雨降山までもどって用竹のバス停まで下ったのだろうが、わが春日部ハイキングクラブはさらに北まで脚を延ばして扇山へ。ここの山頂はひろびととしていて居心地は良いが、残念ながら木立が伸びてしまって富士山以外の眺望はなし。
駅着は5時を過ぎて夕闇が濃く、この時期の山行としてはコースが長すぎたかと反省した。