(宇都宮アルプスの北端、多分榛名山や最高峰の本山562m
実施 2024/2/24 土曜日
参加者 女8人、男1人
天候 薄曇り 無風 山頂9C
(コースタイム概略 バス停9:35-本山11:30 昼食12:05-兜山14:52-バス停15:20 15:25-東武宇都宮駅15:54
歩行時間 約5時間及び休憩約1時間 総歩数22,857(宇都宮での餃子店探索含む)
バス停を降りると、宇都宮アルプス第一峰の榛名山の杉林が昨日降った雪で白く覆われていたので、路面が凍結していたら厄介だなと懸念したが、濡れて滑りやすかったもののアイゼンの必要もなく杞憂にすぎなかった。
(梢に残った前日の雪は花の咲いたように。尾根の斜面にもうっすら残る春の雪)
子どもの森公園の登山口から急登、1時間もかからず榛名山へ。ここがこの日一番のハードな上りで、少し早すぎるのサブリーダーの叱咤あり。杉の木からは盛んに積もった雪や氷が崩れて落ち、雪や雨が降っているかのような錯覚に。
(展望台から。日光連山らしい山景が。杉の枝には雪がクリスマスツリーの飾り綿状に)
尾根上の展望台から日光連山が大半は雲の中ながらも確認できた。暗い杉林の尾根道をやはり雪や氷の垂れる中を男山から本山へ。数カ所岩場の尾根も有りアルプスと称される所以か。
いずれも30分たらずの歩きで男山527mへ、そして本山562mへ。頂上にはそれぞれ2組ほどの小パーティが入れ替わり立ち代わり訪れた。日差しは期待ほどは無かったが、風が全く無かったので暖かく、快適な雰囲気で本山の山頂で昼食を摂れた。
(ランチを終えこぼれる笑み)
ここはよく晴れていれば日光や高原山の好展望なのだが、当日は雲や霞がかかってほどんど見えず残念だった。
本山を下ると大半は杉林の中で全く展望は無し。飯盛山までは小一時間。ここは木立に囲まれ展望には恵まれず。固定ロープを利用して、所々にある露岩を超えて急降下。滑りやすい路面で尻もちをつく同伴者も。
(急降下の滑りやすさに少し苦戦)
時々大きな雪片が周囲に落ちる中を最後の大きなピークの高館山へ。広々とした山頂で明るい雰囲気だか周囲は木立に遮られている。山頂付近ではここだけ盛んに鳥の囀りが聞こえた。ヤマガラなどであろうか。
濡れ落ち葉で滑りやすい斜面に何度か悲鳴をあげながら最後の第七峰兜山へ。巨大な岩が山頂直下に鎮座しているこのピークは杉林の中。眼下からは盛んに車の走行音が聞こえ下山口が近いことを感じさせた。
バス時刻に間に合うよう歩行速度をあげてバス停に着くと想定してたバスの1本前に間に合う壮挙だった。
(後方が多分兜山。バス停へ一目散)
宇都宮では目指した地下の餃子センターが2時間待ちだったので諦め、駅前のラーメン餃子店に腰を落ち着けた。存外美味の自家製餃子とビールで山行の無事に乾杯した。(池)